屈託なく話かけてくれる彼女を前に固まってしまった
2010 / 02 / 01 ( Mon ) 同人ちょっといい話
changi.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1221877159/l50 113 名前: 昨日の話① [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 16:38:47 ID:86vBRc9n0 昨日の話。 大学の後期試験も原稿も終わって暇になったので、久々に一人で池袋めぐりしてた。 だらけで萌えジャンルの同人誌漁り中に諦めかけていたお目当ての本を発見。 最後の一冊だった。 表紙の美しさと本の分厚さに幸せを噛みしめつつ カゴに入れようとした瞬間、背後から「あ・・・」という小さな声が。 しかも「○○ちゃん(←私の名前)!」と名前を呼ばれてビックリ。 振り向くとそこには中学高校時代の同級生の姿。 中学時代とは随分変わっていた彼女の姿に一瞬誰かわからず呆然とする私。 「○○ちゃんもこのジャンル好きなんだ~!マイナーなのに偶然だね。」 と屈託なく話かけてくれる彼女を前に固まってしまった。 114 名前: 昨日の話② [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 16:40:47 ID:86vBRc9n0 彼女は中学校のときの私の親友だった。 中学校のときに彼女から漫画を貸して貰ったり、彼女が書いた 創作小説に挿絵をつけて交換日記をしたりして遊んでた。 彼女と萌え語りする時間は他の誰と遊ぶよりも楽しかったし、 高校にあがっても変わらずずっと仲良くしたいと思ってた。 だから彼女と同じ高校に決まったときは二人でとびあがって喜んだ。 でも、実際高校になると事情は変わってきた。 元々お洒落にあまり興味がなく体型もぽっちゃりしていた彼女は、 クラスのリーダー格の女に目をつけられて虐めを受けるようになった。 持ち物全てににキモ女死ねって書かれたり、学級会で担任公認の 吊るしあげ大会が行われたりして本当に酷い虐めだった。 今考えると、あの激しい虐めにも負けずに毎日学校に来ていた彼女は本当に強い人だと思う。 でも当時から既に小心の卑怯者だった私は、彼女と一緒にいると虐められると思って 次第に彼女との距離を置いていった。教室移動のときは他の子を誘うようになって、 休日も彼女の家で漫画を読んだりゲームをするのではなく、その子と買い物に行くようになった。 でも、彼女の書いた創作小説に挿絵をつける交換日記だけは楽しかったからやめなかった。 本当は休み時間もずっと彼女と漫画の話をしたり絵を描いたりしてたかったけど、ビビりの 私には出来なかった。 115 名前: 昨日の話③ [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 16:42:52 ID:86vBRc9n0 高二になると私はクラスの中堅どころのややギャルめのグループに属するようになった。 腐りきったヲタだということは学校ではひた隠しにしてた。 彼女は当然のごとくぼっち。 ヲタグループからもスル―されるほどだった。 そんなだから同じクラスになったけど、もう以前のように親しく話すことも すっかりなくなってしまった。それでも私は本音では彼女のことはまだ好きだったから、 なにか関わりをもっていたくて交換創作日記だけは続けてた。 今考えると萌え語りをしたい自分勝手な欲求のためだったのかもしれない。 でもそんな自己中全開の私にも、彼女は怒ることなく ずっと神な萌え小説を提供し続けてくれた。 だから私も心をこめてカラーイラストや漫画を描き続けた。 117 名前: 昨日の話④ [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 17:03:08 ID:vKE3hQ6GO そんなある日、彼女は珍しくまったくのオリジナル長編小説を書き出した。 いつもはハマってるジャンルの二次中心に書いていたのを知ってたから 「あれ?」と思いつつも読み進める私。 それはリーマンもののBL小説で、醜い容姿を理由に会社で壮絶な虐めを受ける 経理担当の社員(攻め)と、その会社の監査を担当する美形公認会計士(受け)の純愛モノだった。 当時の交換日記は今は私の手元にないけど、それは本当に私の萌えツボをついた神な小説だった。 その話を気に入った私は喜んでイラストを何枚も書いた。彼女も喜んでくれた。 でも、話が進んでいくうちに私はあることに気が付きはじめた。 虐めを受ける攻を気の毒に思いつつも救うことのできない臆病な自分を責める受の姿は、 彼女の私に対する怒りの表れなんじゃないかと思うようになった。 それで、私は怖くなってその交換日記を 引き出しの奥にしまいこんで、なくしたと彼女に嘘をついた。 それで、彼女との唯一の接点を自分から切ってしまった。 本当に最低だと思う。自分死ね。 118 名前: 昨日の話⑤ [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 17:06:09 ID:vKE3hQ6GO それを機に私と彼女はすっぱり縁が切れてしまった。 高三になるとクラスも変わり、彼女の姿を目にすることもほとんどなくなった。 薄情な私はだんだん彼女のことを忘れて受験勉強に没頭し、東京の大学に合格した。 東京にきてからは、色々なことに慣れるのに忙しかった。 でも、時々実家から持ってきた交換ノートを眺めては、罪悪感に苛まれて 布団の上でジタバタした。後悔した私は大学では自分を変えようと頑張った。 ヲタであるのを隠すのをやめ、漫画サークルに入った。 同人活動もガンガンするようになった。 そして大学にもサークルにもバイトにもすっかり馴れて後期試験も終わった昨日、彼女に会った。 119 名前: 昨日の話⑥ [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 17:15:02 ID:vKE3hQ6GO とりあえず会計を済ませてまんだらけを出た私たちは、 店を出たところにあるコンビニの前で話をした。 聞いたところ彼女は近くの大学に通っているらしく、 「毎日乙女ロード来れてすごく楽しい~w」と言っていた。 高校のときとは比べ物にならないくらい痩せて髪も染めて化粧もして美しくなった彼女は、 私を恨むそぶりもみせず、買ったばかりの本を読みながら萌え語りをしてくれた。 私はとにかく謝ろう、謝ろうと思って口を開いたけど、かわりに涙がこぼれてしまった。 そんなバカな私を見ても、彼女は「泣くほど萌えたんですか?w」と言って少しも私を責めず、 中学のときと変わらず接してくれた。その後、駅の喫茶店でメアドと電話番号を交換して 私たちは別れた。 異様に興奮してて何を話したか殆ど覚えてない。 彼女と別れたあととりあえず帰ろうと思って 西武線のホームで電車を待ってたら、携帯にメールが届いた。 彼女からだった。 「○○ちゃんへ。 今日は思わぬところで会えて嬉しかったよ(*^^)v また仲良く萌語りしたり遊んだりしてくれると嬉しいな♪ でも私に謝るようなことはしないで。 ○○ちゃんは勘違いしてたみたいだけど、あの交換日記のブサイク攻は、 当時木原音瀬にハマってて、単に萌えると思って書いただけだから。 また近いうち連絡するね!」 メールを読んで返信を打とうと思ったけど、 打ってる途中で遅くて苛々したので、すぐに彼女に電話をした。 そのまま30分位、ホームで彼女と話した。 半泣きになりながら高校のときのことをひたすら彼女に謝ったけど、 彼女は全然怒らないで私をなだめてくれた。 被害者は彼女の方なのに。 本当に大人だと思った。尊敬した。 122 名前: 昨日の話⑦ [sage] 投稿日: 2010/01/31(日) 19:16:55 ID:86vBRc9n0 その後いったん家に帰った私は、引き出しにしまっておいた 彼女との交換ノートのうちの一冊とお菓子と冬コミ新刊を持って、 さっき聞いたばかりの彼女のアパートに特攻した。 ノートは、彼女が最後に書いたあのオリジナルBLのやつで、未完のやつだった。 私が行くと彼女は笑って中に上げてくれた。 新刊を渡すと凄く喜んでくれて、ほっとした私はあの交換ノートを彼女に渡した。 「失くしたんじゃなかったの~?w」 と言いつつも顔は全然怒ってなくて、彼女はその続きを書いてくれると言ってくれた。 それで彼女にノートを渡したから今は手元にない。 「じゃあ、私もまたイラストと漫画描くね!」と言ったらすごく喜んでくれた。 もう二度と、彼女に対して卑怯な真似は出来ないと思った。 今度こそ、友人を大切にしようと思った。 全然いい話じゃない上に長々と自分語りすみませんでした。 字書きじゃないので読みづらかったらごめんなさい。 何度も規制くらったからgdgdかもww |
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・元喪のモテなさ加減なめんなよ
・姐さんって感じのきつめの美人がぐったりしてた
・娘の尻に埋もれて窒息死するところだった
・やっぱりみんな初体験のときは相手に言った?
・コミケ行くようなオタク趣味な女って
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