移転しました。⇒「育児板拾い読み@2ch+」

<<日本とは戦いたくない | ホーム | まぁしょうがないんじゃない?>>
スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Permlink | スポンサー広告 | page top↑
最後の一仕事
2009 / 10 / 10 ( Sat )
コスプレしていてあったちょっといい話スレ・3
changi.2ch.net/test/read.cgi/cosp/1230293470/l50

28 名前: C.N.:名無したん [sage] 投稿日: 2009/01/18(日) 14:48:51 ID:PvQTtx0b0

私は、中学校入学ごろからコスプレをしだした。

おじいちゃんとおばあちゃんは、洋裁屋さんだった。
両親も共働きで帰りも遅いので、必然的に、
おじいちゃんとおばあちゃんのお店に入り浸ってた。
だから、いろんなものの作り方を教えてもらったり、作ってもらったりした。
 
 
 
おじいちゃんもおばあちゃんも、私のことをすごく可愛がってくれて、
コスプレ衣装を作りたいと言ったときにも、
「面白い服だねぇ。どれ、じいちゃんもがんばって見よう」と、
じいちゃん達は、どう考えても今まで作ったことがないだろう種類の服を、
私と一緒に作ってくれた。

おばあちゃんは昔、美容師をやっていたから、
髪型もキャラと同じにアレンジしてくれたり、化粧もしてくれた。

完成した時、おじいちゃんもおばあちゃんも、

「Oちゃん、お姫様だねぇおじいさん」
「Oちゃんはオラ達のお姫様だよ」

と、こっぱずかしくなるような喜び方をしてくれた。
10年ぐらいたつのに、今でも忘れない。


そのうち、おばあちゃんとおじいちゃんは
「今度はなに作ろうか?」と、言ってくれるようになった。

年のせいもあるし、大型店舗がそこに移ってくると言う理由で
おじいちゃんおばあちゃんは、店を畳んで暇になったからかもしれない。

「Oちゃんと一緒にお洋服を作って、
 それをOちゃんが着てニコニコしてくれてるのが、じいちゃん達の生き甲斐だよ」

と、言ってくれた。

「何でそんなに上手なの?」と聞くと、じいちゃんは
「基本がわかっていればなんだってできるよ」と言った。

「基本がしっかりしていれば、応用もある程度効く。
 だからOちゃん、基本は何事もしっかりとやるんだよ」

と、笑ってた。

コスプレ衣装も、ロリ服もゴスロリも、じいちゃんとばあちゃんは作ってくれる。


29 名前: C.N.:名無したん [sage] 投稿日: 2009/01/18(日) 14:49:27 ID:PvQTtx0b0

ある時、鎧や武器とかを作りたくなった。
でも、じいちゃんとばあちゃんには作れなかった。
鎧を脱いだ服は、何とか自分で作れたけど…。

落ち込んでる私に、じいちゃんたちは「ごめんね」と言った。じいちゃん達は悪くない。
むしろ、悪かった所を、直してくれたりもしてくれて、衣装は完璧だった。

コスプレを通じて出来た友達との、初あわせだったから、
すごく楽しみにしてたから、しょんぼりしてた。

「ごめんね、鎧だけはできない」

って、じいちゃんすごく悲しそうだった。

ばあちゃんが後で話してくれたけど、じいちゃんは
ダンボールで作ったりと試行錯誤を続けてた。

それでも

「Oちゃんにこんなのを着せるわけにはいかない。
 プロとしても、もっと良い物が作りたい」

と、それを秘密にしていたって。

そうして三人しょんぼりしてるうちに、
じいちゃんの弟が訪ねてきた。おじさんは看板屋さん。

おじさんが、「ライオンボード使えば良いじゃねーの。
うちにあるから好きなだけ持ってけー」と、言ってくれて、
その加工の仕方をじいちゃんと私に教えてくれた。

そのほかにも加工の仕方を二人で勉強して、以来、じいちゃんは何でも作れるようになった。


じいちゃんとばあちゃんの洋裁屋を再興させたくて、
高校も服飾学科だったし、専門学校もそっちに進んだ。

じいちゃんとばあちゃんはそれを喜んで、何十年も使ってるトルソーを、私にくれた。

「オラ達が死んだら、この道具はOちゃんに全部あげるよ」

と言ってくれた。


成人式の着物は、じいちゃんとばあちゃんが作ってくれた。
とてもきれいな振袖で、ちょっと覚えた「ゴシック」入ってるけど、
友達や周りの人からは「いいなー」って言われた。
「何円で売ってくれる?」とも言われたけど、売れないと断った。


30 名前: C.N.:名無したん [sage] 投稿日: 2009/01/18(日) 14:49:58 ID:PvQTtx0b0

私の成人式から三ヵ月後、じいちゃんの癌が発覚。余命一年だと宣告された。
「入院しますか?してください」と言われても、じいちゃんは

「一年?…十分、最後の一仕事ができる」

と言って、ウェディングドレスを縫ってくれた。

結婚する相手なんて居なかったけど、
完成したそれを着た時、じいちゃんとばあちゃんは
「思い残すことなんかないな」と頷きあって、嬉しそうに笑って泣いた。


それが良かったのか、何が良かったのかはわからないけど、
じいちゃんは余命一年と言われ、三年経った今でも元気。
お医者さんにも、不思議がられてる。

「あれ?オラ、死ぬんじゃなかったっけ?」

とよく言ってるけど、今でも元気にコスプレ衣装を作ってくれてる。

友人に「売ればいいのに!」と言われるけど、
「これは趣味だから」と言って、じいちゃんもばあちゃんも突っぱねてる。
もう少し、私の腕が上達したら、またどこかにお店を出そうねと約束してる。


今度、お金が入る予定なので、じいちゃんとばあちゃんと一緒に温泉旅行行ってきます。



コスプレ・ノート(no.2)
関連記事
Permlink | 一レス:癒 | page top↑
| ホーム |

<<日本とは戦いたくない | ホーム | まぁしょうがないんじゃない?>>

■2011年5月の人気記事
嫁がおっぱい番長過ぎて困る
結婚退職するとき俺に「鈍感」と言い放ち、コップの水をかけてきた
誰にでも優しいリア充まじすげえよ…
その日嫁は潰れた
みんなどうやって彼氏彼女になるんだ?
カップルが、大声で口ゲンカしながらホームにやってきた
5歳の娘と風呂に入った
本当に生だと思わなかった
人魚姫は最後に王子を殺せずに、海の泡になってしまうから良いのに
独身のときはガチで女友達1人しかいなかった
こいつと結婚したら、どんな生活するんだろう…
自分は一生男性とは縁がないんだろうなって諦めてた
05月Top50


アクセスランキング



ブログパーツ ブログパーツ ブログパーツ ブログパーツ
■2011年5月の人気記事
嫁がおっぱい番長過ぎて困る
結婚退職するとき俺に「鈍感」と言い放ち、コップの水をかけてきた
誰にでも優しいリア充まじすげえよ…
その日嫁は潰れた
みんなどうやって彼氏彼女になるんだ?
カップルが、大声で口ゲンカしながらホームにやってきた
5歳の娘と風呂に入った
本当に生だと思わなかった
人魚姫は最後に王子を殺せずに、海の泡になってしまうから良いのに
独身のときはガチで女友達1人しかいなかった
こいつと結婚したら、どんな生活するんだろう…
自分は一生男性とは縁がないんだろうなって諦めてた


■2011年4月の人気記事
みんなどうやって彼氏彼女になるんだ?
10年前近所の人に8歳になる男の子を押しつけられた。
うちの嫁はベルギーから来てた留学生
リア充女子から「寄せ書き書かせて!」と卒業アルバムを奪われた
どうしました?って声をかけたら、安心したように泣かれた。
とにかくこの子は「辞めたい」という相談をするに違いないと思った
反対のおっぱいを旦那がつついてきた
嫁がくつろぎ始めたころを見計らって猫を利用して言ってみた
妹「スパイダーマンってさ、あの糸売った方が儲かるよね」
どこの彼氏だお前はwww
うちの嫁は事情があって親に誉められた事がない


■2011年3月の人気記事
すげーなイケメンの攻撃力って…
要求したら変態扱いされそうなのでグっと堪えてる
3年前に元カノが死んだ
( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)←たぶん全員こんな顔してた
人間、こんなときに本性が表れるんだなーとしみじみ思った
新聞読んでた父が、いきなり
俺のクロッキーに「うまいやん」って声をかけてくれた
高校生の娘がいきなり泣き出した
おじさんの近くに座ってた小さい姉妹の会話が聞こえた
知的障害者の弟と地下鉄で出かけたときの話
ゴルゴ13とセックスしても、楽しくないんじゃないかと思う


■2011年2月の人気記事
彼に私のおっぱいを初めてブラの中から生で触らせてあげたとき
1年浪人してどうでしたか?
弟が結婚するんだが、経済的理由で披露宴はしないとか言った
ガラケー → スマフォに換えて後悔してること
急に私の手を股間に持って行って触らせながら
ほんと美人は、あっけらかーん、としてる
交通事故で片腕がない
中学の時の修学旅行で、自称霊感少女なクラスメイトと旅館で同室になった
自分が死ぬことより怖いことがあることを知った
隣に座ってた女子高生?女子大生?がこっちをガン見してた
姉が高1くらいの時に書いた、チラ裏的メモを見つけた
…いま、A先輩、ちょっと女の子っぽかったな…
職場の机が汚い奴は仕事ができない


■2011年1月の人気記事
あの瞬間、本気で相手を殺そうとしたことは間違いない
なんであんな恥ずかしいことしてたんだろう?@40代
なぜ彼以外の男性と二人で遊ぶのかが疑問
嫁はしばらく悩んで「ごめんなさい」と言った
ありえない位に気合の入った本気のおめかしをした彼女と再会
嫁が俺の下宿にナマコを調理しに来たのが馴れ初め
同族のオタクじゃないと結婚は無理、とネガティブに思い込んでいた
元喪のモテなさ加減なめんなよ
姐さんって感じのきつめの美人がぐったりしてた
娘の尻に埋もれて窒息死するところだった
やっぱりみんな初体験のときは相手に言った?
コミケ行くようなオタク趣味な女って
怒りで体が震えてきて『キレる』ってこういうことかと思った



2010年下半期の人気記事
2010年上半期の人気記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。