【あの日の】涙が出るほどいい話【想い出】2.5
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408 名前： ほんわか名無しさん 投稿日： 2006/09/04(月) 23:21:16 O
今日あった出来事

仕事を終え電車で帰るため、駅のﾎｰﾑで電車を待ってたんだ。
するとｴｽｶﾚｰﾀｰを50代くらいの男性と女性が降りてきて
女性の傍らには二人を誘導する犬がいた。
　

　
　
二人は盲目の方達だった。
ちょうどｴｽｶﾚｰﾀｰを降りて直ぐの所に電車に乗るための
列が出来ていた為みんな道をあけた。

少しすると女性と盲導犬は登りのｴｽｶﾚｰﾀｰへ乗り何処かへ行ってしまった。


一人残された男性。右手には白い杖。


間もなくすると電車がﾎｰﾑへ入ってきた。
扉が開くやいなや凄いｽﾋﾟｰﾄﾞでみんな乗り込んでいく。

俺も電車へ乗ろうとしたが、視線の先には先程の男性が
一人ポツンと不安気に残っていた。


こういう状況の時、人は

『手助けをしよう』

と思うものだが、なかなか勇気が出ない。


俺は一つ咳払いし、頑張って男性へ話かけた。


俺　『○○線に乗られるんです？』
男性『はい！そうです。』
俺　『(男性の手をにぎり)こっちですよ。』
男性『あぁ！ありがとうごさいます！』

みたいなやりとりで車内へ誘導した。


多分21年間生きてきた中で1番緊張した瞬間だった。


あっちなみに俺(21)は土木関係の仕事してるのね。
まぁパッと見ﾔﾝｷｰみたいな作業服に頭にはﾀｵﾙ巻いた


409 名前： ほんわか名無しさん 投稿日： 2006/09/04(月) 23:33:50 O
続き…

んで車内へ誘導したあと男性が座る席を探したんだ。
帰宅時間という事もありｻﾗﾘｰﾏﾝ、OL、学生などで席は一杯だった。

んで視線を横へ向けるとそこには優先座席があった。
明らかにみんなこちらに視線をうつしたのに、無視。

優先座席で携帯をいじるOL。
小説を読むｻﾗﾘｰﾏﾝのｵﾔｼﾞ。

優先座席だからって絶対座るなとまでは言わんが
せめて席を必要としている人くらいには譲る気持ちを持てよ。

仕方なく反対側の扉付近にあるにぎり棒で
体を支えてもらおうとそこまで連れて行った。

少しするとすぐ隣の席に座ってた30代くらいの
ｻﾗﾘｰﾏﾝが立ち上がり、盲目の男性の両手を握り

ｻﾗﾘｰﾏﾝ『どうぞおかけ下さい』

かっこよすぎ。ｵｯｻﾝかっこいいよ。

盲目の男性『すいません。ありがとうごさいます。』

とお礼。
何故か俺も席を譲ったｵｯｻﾝに『ありがとうごさいます。』と言った。


まぁこんな事が今日あったので報告しときまする。
長文すんまそん！


410 名前： ほんわか名無しさん [sage] 投稿日： 2006/09/04(月) 23:38:03 0
>>408
ＧＪ！
お前さんが見せたたった一度の勇気は盲人を助けただけじゃなく
今仕事してる俺の荒んだ心をも癒してくれたぞ

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オレも

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席譲ったオッサンも408の姿見て勇気出したんだろうな
こういう伝染は美しいよな

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オチは空いた席に408が座ったのかと思ってた…
正直すまんかった

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いい話だ…
ただ、410はちゃんとお仕事しなさいｗ

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確かに優先席は譲るべきだ。
ただ　自分が仕事で疲れてるときには譲らない。
座る権利があるからな。

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何のための優先席かはみんな考えたほうがいいだろうな。
どうでもいい疲れた健常者を優先する為にわざわざ作った席じゃない。