あの頃の恩師に一言
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208 名前: 大人になった名無しさん 投稿日: 2007/10/07(日) 22:00:31
先生、お元気ですか?
小学生だった俺も今年三十路になりました。
中学から私立に進学し地元の友達との付き合いも殆ど無くなり、
先生とも疎遠になってしまい全然連絡をしなくなってしまいすみませんでした。
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高校を卒業し専門に進んだ頃、偶然うちの母親と会った先生は、
俺が大学に行かなかった事をとても残念がっていたと聞きました。
大学に行ってこそ俺の素質が伸びただろうと、
母親に言ってくれたみたいですね。
母親からその話を聞いたとき、
まだ先生は俺の事を心配し信じていてくれているんだと思い凄く嬉しかったです。
数年の社会人経験を経て、俺は大分遅れて大学生になりました。
優等生だった小学生時代と打って変わって、
中高では劣等生となり勉強が嫌いになっていた俺でしたが、
大学では小学生時代に先生と一緒に楽しく勉強をしていた頃のように、
学ぶ喜びを感じ一生懸命勉強をしました。
大学では、先生が小学生時代に褒めてくれたので、
それ以来ずっと続けていた文を書く事と本を読む事が大きな助けになりました。
そして、今、俺は自分が感じた学ぶ喜びと先生から教わった事を伝える為に、
小学校の先生を目指して勉強を続けています。
先生はいつも俺たちの良いところを褒め、
自分らしく生きていきなさいと言っていましたね。
俺は今まで色々な事を経験しましたが、
良い時も悪い時もいつもその言葉だけは忘れずにやってきました。
もう直ぐ教員免許が取得できます。
今年受けた採用試験の結果ももう直ぐ出ます。
もし、教壇に立つ事が決まったら今までの感謝と共に、
その事を一番に先生に伝えに久しぶりに会いに行こうと思っていました。
しかし、それを伝える前に先生は遠くへ旅立ってしまいましたね。
生前、遺族に教え子からの香典の類は辞退して、
その代わりに慈善事業などに寄付するように伝えてと言ったそうですね。
その話を聞いて、最後の最後まで先生らしい生き方をしたんだなと思いました。
いつか、先生みたいな先生になれるその日まで、
俺は諦めないで頑張ります。
先生、本当に有難う御座いました。